今日、事務局で3時間炭焼きを実験しました。

多くのボランティア団体でも行われている竹炭づくり。通常、竹炭づくりは1日がかりで準備を含めれば2~3日はかかるものです。それを簡単な準備とたった1、2時間程度の炭焼きでできる方法を見つけました。見つけた言っても僕らが開発したものではありません。5年ほど前に静岡県のある少年自然の家で考案された手法です。この手法がうまくいけば、小学校の環境学習として活用したりとボランティア団体の活動自体に幅を持たせることができるでしょう。今回僕たちはその手法を真似て竹炭づくりを行いました。

まずは蒔きとして利用するため、工事現場から調達した廃材を細かく切り出すことから始めました。
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さらに竹材をペール缶に入るくらいの長さにカットしました。
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ペール缶に竹を詰めるとこんな感じです。ペール缶の内側まで熱が届くようにアルミパイプも入れました。

その後、いよいよ火にかけました。その内ペール缶の口から煙が。。。どんどん炭になっていきます。1時間ほどしたら火から取り出しました。するとペール缶の底は真っ赤になっていて、「中まで燃えているのでは」と心配になりました。
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すぐさま、あらかじめ掘っていた穴の中へペール缶を埋めました。
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さらに40分後土から掘り出し炭とご対面。結果はペール缶の外側の竹は炭になっていましたが、内側の竹はまだ生焼けでした。
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今後も改善策を練る必要がありそうですが、確かな可能性と手ごたえを感じました。