ついに第1回ワークショップが始まりました。この日に参加いただいたのは合計21名です。(一般参加者もいれば、スタッフもいます。)

まずは、事務局から開会の挨拶後、このプロジェクトの趣旨を説明しました。

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その後は、大東市教育委員会の方に、歴史的な観点から川と生活の関係についてご講演いただきました。

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昔、大東市は海であったことや大和川の付け替えが大きく影響していること等詳しくお話いただきました。大東市を通る寝屋川と大阪湾との高低差は1m程度しかなく、たまに海水が逆流してくることにはみんな驚きました。

次は、現在の河川の状況を知るため、水質検査実験を行いました。

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これは化学薬品を使って川の汚れ具合を知るというものです。大阪産業大学の先生と学生たちに実験方法を教わりながら楽しい時間を過ごせました。

その後、当初は史跡を巡りながら川沿いを歩く予定でしたが、あいにくの大雨でやむなく断念。





野崎観音の見晴しを堪能するのみとなりました。みんなずぶ濡れになりなりながらもとの会場に戻ってきました。

しかし、こういうこともあろうかと、午前中に事務局が谷田川(上流)、谷田川(中流)、寝屋川で採取しておいた水を使って水質実験の続きを行いました。

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まずは谷田川上流。これは他の水と比べ透き通っていてにおいもありません。次に谷田川(中流)。少しにごりがあります。最後は寝屋川の水です。谷田川(中流)と比べ、にごりは変わりありませんが、実験結果は汚れがあるものとして示されました。

このような形でこの日のワークショップは終わりました。参加された方々からは、「歴史のことが良くわかった」や「実験を初めて行い、普段ではできない体験ができた」というご意見をいただきました。

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