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私どもNPO法人では竹林間伐材の利活用を目的とした「チクリンチックプロジェクト」を2006年度から実施しております。2008年度は6月から7月にかけて、各地域で森林・竹林の保全活動を行う団体を対象に、研究会「チク・ラボ」を実施いたします。ぜひともふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。


第1回研究会
3時間で竹炭をつくろう!
6月15日(日)11:00~  場所:大阪産業大学13号館

第2回研究会
竹を使った活動・商品を考えよう!
6月29日(日)13:00~  場所:アクロス住道

第3回研究会
竹のイベント用テントをつくろう!
7月13日(日)13:00~  場所:大阪産業大学16号館

ちらしはこちらからダウンロードできます。
申込用紙はこちらからダウンロードできます。


今日、事務局で3時間炭焼きを実験しました。

多くのボランティア団体でも行われている竹炭づくり。通常、竹炭づくりは1日がかりで準備を含めれば2~3日はかかるものです。それを簡単な準備とたった1、2時間程度の炭焼きでできる方法を見つけました。見つけた言っても僕らが開発したものではありません。5年ほど前に静岡県のある少年自然の家で考案された手法です。この手法がうまくいけば、小学校の環境学習として活用したりとボランティア団体の活動自体に幅を持たせることができるでしょう。今回僕たちはその手法を真似て竹炭づくりを行いました。

まずは蒔きとして利用するため、工事現場から調達した廃材を細かく切り出すことから始めました。
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さらに竹材をペール缶に入るくらいの長さにカットしました。
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ペール缶に竹を詰めるとこんな感じです。ペール缶の内側まで熱が届くようにアルミパイプも入れました。

その後、いよいよ火にかけました。その内ペール缶の口から煙が。。。どんどん炭になっていきます。1時間ほどしたら火から取り出しました。するとペール缶の底は真っ赤になっていて、「中まで燃えているのでは」と心配になりました。
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すぐさま、あらかじめ掘っていた穴の中へペール缶を埋めました。
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さらに40分後土から掘り出し炭とご対面。結果はペール缶の外側の竹は炭になっていましたが、内側の竹はまだ生焼けでした。
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今後も改善策を練る必要がありそうですが、確かな可能性と手ごたえを感じました。
竹筒ポッドの試作品を作りました。

竹筒ポッド

竹筒ポッドとは、花や樹木の苗木を育てるため、竹の筒を植栽ポッドの代わりに使うものです。苗が生長して植え替える際に竹筒ごと植えると、苗は竹を割って根を周辺に伸ばし、竹は自然と腐って土に返るという非常に優れものです。研究会の後、竹材の活用を図るワークショップを開催する予定ですが、そのワークショップでは竹筒ポッドを利用して街中の緑化活動を行いたいと考えています。

竹筒ポッド

先立って僕らで実験するため、竹筒ポッドを作ってみることにしました。竹は根が張るときに割れやすくするため、皮を取って薄くしています。このポッドにドングリや木の実を植えてみました。竹筒ポッドは本当に使えるのか、このブログを使ってその状況を随時報告していきます。
その前に手に入れたドングリが本当に目を出すのかが心配なところですが。
チクラボへ向けて広報活動スタートです

今回は、大東の杜ネットワーク主催の屋外パネル展に参加の運びとなりました。
展示用パネルも作り直しを行いました。

パネル展

期間 : 5月1日~8日
時間 : 日中(屋外のあづま屋のため照明はありません)
場所 : 飯盛山ハイキングコース内休憩所(JR野崎駅より徒歩15分 野崎観音本堂より徒歩1分)


大東市に一番人が集まる 「のざきまいり」 この期間中に合わせて大東市にある飯盛山ハイキングコース内の休憩所に展示を行っています。

野崎観音本堂

本堂の左側通路を奥に進んでください。 飯盛山ハイキングコースの始まりです。


景色

少し登れば 見晴らしの良い景色が広がります。
天気が良いと大阪市内まで見渡せそうです。
この見晴らしも里山活動の一環として整備・手入れされている団体があるとのこと。


展示会場

ひっそりとした山の中に展示会場のあづま屋があります。

一人でも多くの皆さまの研究会参加をお待ちしております。
チクラボは来月6月から始まります。