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チクリンチック2008は「竹で街の緑を増やそう!」をテーマとして4回のワークショップに取り組んでいます。第3回は「竹で花器をつくる」ことを内容として開催しました。


まずは、集まった参加者に大東市の竹の現状をお伝えしました。

竹の現状説明


次に講師の山内さんによる講演会を行いました。竹で花器を作るにあたって、どんなデザインがよいのかなどをお話いただきました。

講師講演


次に竹の油抜きの説明です。前回も油抜きを行いましたが、今回新たな参加者もいらっしゃったので、家庭用ガスコンロで説明を行いました。
みんな真剣です。

油抜き説明


そして最後はみんなで花器作りです。まず、紙にデザイン画を書いて、そのデザイン画に基づいて花器をつくっていきます。参加された皆さん、器用に花器をつくりあげていきます。しかも黙々とつくりあげていきます。
花器ができたらお店の看板をつくる方もいらっしゃいました。

花器作り1

花器作り2

このような形で第3回のワークショップも終えました。



チクリンチック2008は「竹で街の緑を増やそう!」をテーマとして4回のワークショップに取り組んでいます。第2回は「竹で土をつくる」ことを内容として開催しました。
もともとは11月16日に行う予定でしたが、雨天のため、延期しまし、27日の開催となりました。


まずは竹切りです。オイル缶に入る大きさに竹を切り分けました。

竹切り


今回は、竹炭焼きの新たな取り組みとして、コップ型や腕輪型などの変形型の炭焼きに挑戦しました。

変形に挑戦

焼きあがるのを待つ間は、交流です。



また、第3回、第4回で使う竹の下準備として、竹の油抜きを行いました。竹は切った状態だと、表面に油がついています。竹を火であぶると油が浮いてきますので、それを布でふき取る作業が必要です。油抜きをすることによって、竹の表面につやがでて、長持ちするそうです。
油抜き


そして、いよいよ焼き上がりの確認です。毎回このときはどきどきします。

焼き上がりの確認


炭焼きも手馴れてきたのか、普通に細かく切って焼いた竹炭は成功です。変形型はどうでしょうか。
コップ型は大きく外側に反り返ってしまい、割れてしまいました。腕輪型は、なんとか原型をとどめています。
やはり、簡易の炭焼き方法だと難しいのでしょうか。それとも何か方法があるのでしょうか。今後、もう少し検討が必要です。

変形型失敗


そして最後は残り火で焼き芋を作りました。ホコホコでおいしかったです。

焼き芋


Posted by: kamba
僕らはだいとう検定の実行委員会に参加しています。
この委員会では、毎月1回程度開催され、だいとう検定の運営について議論しています。

ご当地検定で参加者を募るには、「受験の特典」が重要になってきます。
そこで、僕自身が考える「受験の特典」をまとめておきます。

他事例を調べてみるとご当地検定の特典で多いのは以下の5点でした。
1.合格証書、バッチの授与
2.施設の優待利用
3.講座、セミナーの受講料の割引
4.広報誌、メーリングリストによる情報提供
5.合格者のオフ会に招待

また、「かに検定」では受験後に参加者全員にかにが振舞われる特典があるようです。

では、だいとう検定ではどんな可能性があるのでしょうか。
市民活動団体の協力を得られれば、「講座、セミナーの受講料の割引」は考えられます。
新しい問題ができれば、合格者に「広報誌、メーリングリストによる情報提供」することも考えられます。
合格者のオフ会も考えられます。
その他、検定受験料と照らし合わせて、また、1級、2級と設けるのであればその階級ごとに特典を考えていきたいものです。

次回の会議までにもう少し案を練って提案してみたいと思います。


エコイベントに参加し、そのイベントに中で竹細工講習会を開催しました。

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大東市商工会議所が主催するエコイベントが11月9日に行われました。
市内の企業や学校がそれぞれのエコ商品、エコ技術を展示していました。

僕らも竹細工講習会として、竹剣玉や竹こっぽりを教えました。
これが子どもに大人気で、すぐに人だかりができてしまいました。
また、竹に触れたことがない子どもや、のこぎりも使ったことのない子どもたちも多く、道具や作業に興味津々でした。



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このイベントを通じて、子どもたちには道具の使い方や竹の加工のしやすさを伝えることができたと思います。そういう意味では、子どもたちに山の資源を肌で感じてもらうことができて、運営した僕らも満足できるものだったと思います。ただ、子どもや保護者に「その竹を使うことが山をきれいにする」というメッセージを伝えきれたのかがわかりませんでした。

今後、僕らもこのようなエコイベントに参加する機会は多くあると思います。また、僕らと同じように竹の活動をする団体がエコイベントに参加したり、主催する機会もあると思います。そのときのために、より多くのことを参加する市民に伝える手段を考えていきたいと思います。




これからイベントの参加やワークショップの開催に向けて多くの竹材が必要です。
しかし、僕らは管理している竹林を持っている訳ではありません。
そこで大東市内のお寺さんの協力を得て、お寺さんの敷地内の竹を切らしてもらいました。

竹の間伐作業は半年ぶりです。次の日の筋肉痛を覚悟してみんなでのぞみました。また、近くで竹の活動されている方も応援に駆けつけてもらえました。

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最後に竹を切らせてもらったお礼として一言声を掛けさせてこの日の作業はおわりました。

こういう関係は重要です。イベントや授業で竹が必要な人と竹を管理してほしい施設をうまくマッチングすることで、お互いメリットを有しながらそれぞれの目的を達成することができます。
日本には、まだまだ管理できていない竹林が多く存在し、少しずつ竹林周辺の生態系を脅かしています。
竹の活動が広く全国に浸透していくことを期待するばかりです。