昨日と今日、「ふるさと竹林調査隊 in 近江八幡」というイベント に参加しました。

このイベントは若手研究者で構成される「竹林景観ネットワーク」が主催するもので、6月21日、22日の日程で行われました。21日は近江八幡の竹林調査や懇親会、22日は研究発表会の後、まち歩きが催されました。僕らは22日の研究発表会で「チクリンチック」を発表させてもらえることになっており、21日から参加しました。

1日目の竹林調査は、竹の種類の見分け方や密度の測り方、テングス病のことについて教わりながら調査を進めました。これまで、竹の活動をしてきた僕たちは「竹材の使い道」についてはある程度勉強してきましたが、基本中の基本である竹の種類の見分け方や密度の測り方については、ぼんやりとしか理解していませんでした。特にテングス病については初耳同然でした。これらを知れたことは貴重な体験でした。

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調査後、懇親会が行われましたが、その場所がなんと市が所有する町屋でした。(この日の宿泊場所もこの町屋でした。)聞くところによると、これまで人が泊まるどころか、懇親会などとしても使われたことがないらしい。これも貴重な体験でした。

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翌日、数名の研究者と僕らNPOが発表させてもらいました。発表後の質問では、「とても刺激的だった。」との評価を頂き、とてもよい反響を得ることができました。

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最後はまち歩きです。近江八幡の市街地を参加者全員で練り歩きました。ガイドをしてくれたのが地元の方だったので、少ない時間で効率よく近江八幡を堪能することができました。

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この2日間、竹の活動をしている僕らとしては、同じ問題意識をもつ方々と課題を共有し、さらに交流を深めることができ、とても有意義でした。今後もさらに交流を深め、竹の問題について解決の糸口を見出せたらと思います。